ギャラハッドの覚書 ひとり語り カーロ(2061年01月)

ひとり語り カーロ(2061年01月)

 2018/02/04

     ロークの業務監理官(アドミン)
     愛称 カーロ
     キャロライン・ユーイング
             

 ルヴァ・ユーイング




2061年・01月

ダラス警部補が
ロークと噂になり始めた時
社内は ざわめき立ちました

これまでに ロークのお相手として
名前が挙がっていたのは
有名・無名にかかわらず
華やか 優雅 知的 洗練
そんな言葉が ふさわしい女性たち

でも あの頃の警部補は
お世辞にも そんな彼女たちの範疇には
あてはまりませんでしたから

むしろ 荒々しい タフ つっけんどん
そんな言葉が 彼女にはふさわしく
会社に 現れるときは
つねに けんか腰でと言っていいような態度でした

そう あの頃は まさかというのが
われわれ ロークの下で
働く者たちの気持ちだったのです

けれども ロークが 少しでも
後ろ黒いところのある 会社や 組織を
改革し始めたり 手放したりした時
それが 何を示しているのか
何の いえ誰のためなのか
わたしたちは 理解したのです

お2人の 結婚後は
長期出張の予定が入らなくなり
会議や会食の 急な予定変更どころか
突然 ロークが消えてしまって
連絡がとれなくなっても
慌てふためかずに対処するのが
これまで以上に
わたしに 求められる仕事になりました

そして 最良の伴侶に
出会うことのできたお2人だと
羨ましくさえ 思うようになっていきました

突然 娘 ルヴァが
罠に落ち 事件に巻きこまれ
殺人犯の容疑をかけられた時
わたしが 迷わず助けを求めたのは
ロークであり ダラス警部補だったのです

警察官としての警部補は
一見 厳しく 冷たく 頑ななようですが
被害者と 事件解決のため
どれほどの犠牲をご自身に
強いているのか 目のあたりにしたのです

今は ロークの伴侶として
ダラス警部補以外
思いもよらなくなりました
サマーセットも 同じように感じているのでは。。。。



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